■ブラシの磨耗について TR82浸水からのブラシ偏磨耗
昨日のブログにて書きましたが、フツーに使ってる分にはブラシはそれほど
磨耗するものではないです。
当店で修理やOH作業でお預かりする中でも、年に数台でしょうか、
特に故障や浸水がないのですがオーナー様の釣行回数が多すぎなのか
使用頻度の多さからブラシが磨耗してチビてしまってるエレキがあります。
一般の方、サンデーアングラーの方であればそれほど気になさる必要は
ないのではないでしょうか、と思っております。
で今回のTR82ですが不動で修理預かりをしたわけですが原因がコレ。
しっかり、しかもかなり以前に水が入ったのをそのまま気づかずに
使い続けた結果がこうなります。
モーター内部に水が入っても、すぐに故障になることは少なくしばらくは
普通に使えてしまうのが発覚を遅らせてしまうのですが、最終的には
ブラシが偏磨耗したり、磨耗する速度が早くなりブラシが無くなったり
ブラシとコミュテータの接点が汚れるなどして接触不良になって
動かなくなります。
左のブラシが新品のブラシ、右が極端に磨耗したブラシ、約半分ですね。
ブラシカードから古いブラシを引っぺがして新しいブラシをハンダ付け。
浸水はモーター内部を見てみないと発見できませんから判断が難しいですが
少しでもおかしいな?と思ったら早めの対処を。
ほっとくと大変ですよ。
コメント