■SF300オーバーホール点検
特に不具合はないものの、この先もこのエレキを使いつづけたい、との
ことでOH点検をご依頼頂いたSF300、懐かしいモデルです。
私が始めてMGのフットコンを所有したのがこのモデルです。
古いモデルとは言え、パーツ構成などは現行モデルとほぼ同じです。
で、五段変速モデルはどうしてもここに負荷が集中してしまいます。
ヘッド部の4本の配線の接続部分、見事に焼損してますね。
放って置くと一大事です。
次にペダル内部の各スイッチ間を繋ぐ配線類もウィークポイントです。
特に五段モデルはマイクロスイッチで直接電源を制御してますので
マイクロスイッチ周辺の配線に掛かる負荷は大きいので要注意です。
この際なので替えることができる部分は新たに配線を作り直して交換します。
ペダル部を分解して作業するとスムースに作業できます。
端子付近の配線の被覆が溶け出して銅線に染み込んで硬化してます。
通電不良でさらに焼損するという悪循環になるケースですね。
たまに古いモデルを作業しますと配線などわからなくなってしまいます(笑)
古い資料を引っ張り出して確認しながらの作業です。
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