一昔前のツアーエディションなどで使われていた、
ターミナルブロックと呼ばれる部品
要するにペダル裏にて、バッテリーからの電源ラインを振り分けるために
使われていた端子台なんですが、現行のデジタル無段になってからは
そういう振り分け自体が不要になって、使われなくなってます
こちらのエレキは現行のデジタル無段にも関わらずこのターミナル
ブロックがわざわざ付けられてるみたいなんですが、あったら便利な反面、
今回のようなトラブルの原因になることも・・・
今回のエレキ、動作不良の修理ということで預かりましたが、作業前の
動作確認をしようとバッテリーケーブルをバッテリーへ接続すると
バッテリー端子で激しくスパーク!
デジタル無段では軽くスパークすることはあるので、慣れてはいるのですが
そのレベルではなく、完全にショートしてる状態、24Vのショートですので
ワタシの身も危険がアブナイ状況
なんでだろ?
ターミナルブロックのプラス、マイナスのそれぞれの端子を固定する
大型のビスの先が、ターミナルブロック裏まで突き抜けてペダルの
アルミへ接触、ペダルを介してショートしてました
写真ではビスの先がペダル裏の塗装を剥がしてるのが分かると思います
通常、この端子のビスの長さは接触しない程度の長さに設定されてますが
なぜかこのビスはギリギリ接触してしまってこういったトラブルの原因と
なっておりました
ビスの先を数ミリカットして、目いっぱいビスを締めこんでもビス先が
ペダルに接触しないように修正、恐る恐る端子を繋いで今度はOK!
現行デジタル無段なら、ターミナルブロックは使わない方がいいですね
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