■TR82 オーバーホールおよび修理
あの男のエレキがやってきました。。。振り返ってみれば2006年の1月ですか、
2シーズンをガイド、試合で酷使されるとこうなるってことですね、あー恐ろしい
普通こんなとこ、抜けることはあってもモゲへんやろ??
ツアー系はペダルのココ見れば使用頻度がよく判ります
靴底の砂で塗装がはがれるんですね
来年もTOP50出るみたいですししっかりと見させてもらいました。
部品の一個まで分解する勢いでバラバラにします。幸いなことにモーターコア
(アーマーチュア)は焼けておらず洗浄、コミュテータの研磨で済みそうです。
問題はこっち側かな?
汚れは洗浄できますがブラシが新品時の半分以下になってます。
ブラシが減る=コミュテータへの接触が弱くなり最後にはアーマーチュアへ
電気がいかなくなって不動となります。
ついでにブラシからのハーネスも被覆破れがありますので新規に引き直しです。
ブラシカードへの固定丸端子もちゃんとサイズが合った物、用意しております。
たまに専門店以外で修理されたようなエレキで巨大な丸端子を代用されてるような
ケースが見受けられますが電気が直接伝わる部分ですから当然ながらきちんと
マッチしたサイズの端子が必要です。
とくにこの部分、ブラシに繋がる部分ですから当然プラスとマイナスという
2本が近くに配置されてます、サイズが大きいと万一接触すると大変です。
ベアリングもこの際交換します。
今回は敢えて旧タイプのベアリングにて作業しました。
各地を転戦するTOP50プロです、出先でベアリングトラブルがあったとしても
新型シールドベアリングより比較的入手が容易であると思います。
モゲたアノ部分も部品交換です、ついでにヨレヨレで破れていた
ヘッド~ペダル間のケーブルジャケット、ステアリングワイヤー、
電源ラインハーネスも新品交換してます。
メディアやファンの目にさらされるプロですから、当然ボート、タックルにも
ファンの目は向けられます、ぼろぼろのボート、タックルだと
ファンに夢を与えることできんでしょ?
中身はもちろん、外面もしっかりメンテさせて頂きました。
今シーズンのガイド、TOP50できっと活躍することでしょう。
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