■ミンコタRT55S 作業の続き
先日のブログで掲載しました、交換用パーツがやっと入荷しましたので
早速作業を続けました。
お客様からお聞きしていた症状としては、
・動作しなくなったりすることがたまにある
とのことでしたがこちらで預かってからの動作確認ではとりあえず
正常に動作してくれたのですが、若干気になる点が…
で先日のブログでは色々思い当たるフシで試行錯誤していたのですが
どうも基板そのものの破損してしまってるようなので非常に残念では
あるのですが基板ASSYで交換をさせて頂く方向でお話をさせて頂きました。
このスロットルバー内部に若干の仕様変更がありました。
左:旧タイプ
右:新タイプ
ここに難があったんですよね、旧タイプは。
さすがミンコタ、ちゃんと現場の声をフィードバックさせてます。
左の旧タイプの変速信号を拾う基板部分と、その周辺の樹脂パーツの磨耗が
原因で変速不良を起こすことが非常に多くあったんですが、新型は
マクサムフットコンなどと同じ、ボリュームスイッチで変速信号を出力
するように仕様変更されてます。
現行品のパーツリストを確認してみたら、やはり右の新型仕様へ
変更されてましたので、やはり旧タイプはトラブルが多かったんでしょうね。
■ミンコタ マクサム55基板ASSY交換続き
こちらも先日の作業の続きです。
マクサムフットコントロールモデルの場合、ペダル内部に基板が配置され
モーターへ出力される電圧をコントロールしております。
今回も基板内のどこかで問題が起きてるらしく、出力低下と異音が起きてました。
今交換部品として手に入る基板は全て新型の基板キットとなっており、旧品とは
若干仕様変更がされております。
とりあえず古い基板、マイクロスイッチ、ボリュームスイッチ、ハーネス等
すべて撤去します。
基板本体以外にも色々な付属品がキットとなっておりますが、
非常にシンプルなつくりへ変更されてますね、バッテリーからの12Vが
基板へ入力される端子が2つ、モーターへ出力される端子が2つ、
あとは信号線のみという構成です。
以前にも一度紹介したことがありますが、マイクロスイッチがありません。
磁石で直接基板のリレースイッチをコントロールする仕組みです。
これは現行で販売されてるマクサムシリーズもこうなってますよ。
画期的ですが、結構セッティングがシビアなんですよ、実は…
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