そろそろシーズンinに向けてエレキのお買い替えなどで動きがあるのかな?少し前ですが久々にウルトレックスのご注文をいただきました。
欲しい人には行き渡った感もあるウルトレックス、圧倒的に疲れない使用感とGPSによるスポットロックなどの自動操船は魅力的な機能ですね。
発売されてすぐに買われたお客様などはすでに2年を経過している方もおられ、そろそろオーバーホールのタイミングでもあります。
西の魚探使い、武田プロ所有の物
こちらのウルトレックスは琵琶湖のバスボートにて日々のガイド活動の中、かなりの使用頻度で使われたエレキ。
今回オフのタイミングでオーバーホールの作業をご依頼頂きました。
一般の方とは違う頻度で使われるガイドさんのエレキ、当然ながらアチコチがダメージを食らっておりますが、その辺りはさすがミンコタ。
しっかりとメンテナンスを行うことで新品に近い状態まで十分戻すことができます。
ご予算に応じて様々な提案も
今回、あきらめたのはこちら。
ステアリングサーボモーターハウジング内のシャフト転回をサポートするベアリング。
動き自体に乾きを感じるのですが、残念ながら部品単体でメーカーから出ておりません・・・つまりサーボモーターハウジングASSYでしか交換ができなく、費用もかなりかかってしまいます。
この辺りは改善してほしいところではありますが、実際には左右の動作は高回転で行うものではありませんので、今のところは使用に影響がない状態です。
一部の樹脂部品のネジ受けが割れたり、とマイナートラブルはあるものの、全体的にはまだまだ問題なく使えるエレキです。
マウントのOHも&部品のアップグレードの提案も
こちらは別のお客様のウルトレックス80ポンドのマウント。
ちょっと状態が良くなかったので、マウントだって部品を交換するなどしてOH作業ができます。
ついでに少し前の物から112ポンド用には標準になった、エレキを下ろした時にロックするバー、古いものや80ポンドの物は樹脂製で簡単に折れたりするものがありました。
今回の作業で112ポンド強化対策型の金属製の物へアップグレードです。
この辺りの情報量、ただオーバーホールするだけではなくより安全に使いやすくする提案も当店の得意なところです。
オフシーズンの間のオーバーホール作業が人気です
少々古い記事ですが、当店でのOH作業内容を細かく解説した以前のブログです。
現在はこれにプラスで、より完成度の高く使いやすくなる工夫を施した見せかけではない本物の作業を行っております。
現状、特に問題なく動いていてもOH作業は必要?
OH作業時でしかわからない異常もあります。気づいた点は都度ご案内の上、お客様のご予算に合った作業を提案いたします。
長年使ってきたことで傷んでいる部分もOH作業時に一緒に作業、部品交換を行うことで新品の時のようなフィーリングに戻ることもあります。
OHのご依頼、お問合せはこちらのメールフォームよりお願いします。
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