以前にもお知らせしておりますが、今週末17日(日)より23日(土)まで
勝手ながらちょっと早い夏期休暇を頂きます。
この間はメールお問い合わせ、商品発送、修理や改造などの
実作業は一切できませんのでご了承下さいます様お願いいたします。
一応現在エレキをお預け頂いておりますお客様については一部のパーツ
入荷待ちの方以外は休暇までにエレキをお返しできるよう段取りをしております。
■モーターガイド FW36ビルダンス
ビルダンス…B.A.S.S.創成期に活躍した、アメリカバス界では誰もが知る
まさにレジェンド、ローランド・マーチン程ではありませんが…
なぜか彼の名を冠した12V36ポンドの比較的低出力モデルなら軽量で
扱いやすさは抜群です。
特に不具合は無いとの事ですが、数年ノーメンテで使用なさってるという
ことでOH、点検、消耗部品交換を承りました。
ペダル部、ヘッド部、モーター内部各部に渡り作業をさせて頂きます。
モーター内部も内部の洗浄、アーマーチュア(モーター)のコミュテータと
言われる、ブラシの相手側接触端子部分も研磨加工を行い、使用時は
常に水中にあるモーターハウジングを防水する、Oリング×2個、スルーボルト
シール×2個、オイルシール×2個は新品交換させて頂きます。
→パーツ代金総計3000円
やはり直接不具合は無いものの、今後問題になるであろう部分がチラホラ。
オイルシールに錆びが浮いてきてます、シール本体はゴム製ですが内側に
金属リングがあるため古くなるとサビが出ます。
ペダル部はどうでしょう?
バッテリーからの電源ケーブルプラス側をペダル内部へ固定する丸端子が
サイズが大きく違っており、さらに劣化しております。どうやらオーナーさん
自らケーブル交換を行った模様。
正しいサイズの端子へ交換しなければ接触不良→焼損になりかねません。
作業のついでに端子は交換させて頂きました。
→サービスにて交換させて頂きました
バッテリーへの接続端子も劣化してましたので、ついでにこちらも交換です。
→サービスにて交換させて頂きました
お約束のマイクロスイッチもチェックです。
スイッチ本体はまだ生きてますが、スイッチのボタン部を防水するカバーが
完全に破れてますね、これじゃ雨の日などでスイッチボタン部から内部へ
浸水してしまいます、スイッチがだめになるのは時間の問題です。
→パーツ代金1800円
■マクサムマウント取外し式換装計画
マウント単体で9.5kg…これに24Vや36Vの大型エレキが取り外しできない
状態で、セットで持ち運びできますか?
「MGのようにマウントとエレキが簡単に脱着できるようならんの…?」
「買ってから気づいた、自宅から持ち出すだけで大仕事なんです…」
このようにブラケット部分がMGのようにドア方式になっておらず、
アウターチューブに差し込んで固定されるようになってます。
抜くためにはヘッドを分解、配線も一旦すべて切断しなければなりません。
ブラケット部分をドア式にすればMGのように簡単に脱着できるようになります。
…(うまく行ったら)次回につづく
コメント
[…] 先日のブログにてチラっと紹介しました、 […]