■モーターガイド KTF109オーバーホール
カスタムモデルとして人気の高いKTFモデル、しかも36Vの109です。
オーナー様からは特に異常はないものの、モーター部を中心にしっかりと
点検、必要部品の交換を、とのことで作業を承りました。
KTFチューンモデルですので、各所にシークレット要素がありますので
今回は写真は控えめで…
ブラシですが今回のエレキは少し磨耗してますね。
左は新品、右が付いてたブラシです。今回交換させて頂きました。
以前のブログには「通常の使用でブラシが極端に磨耗することは少ない」と
掲載をしましたが、やはり36Vモデル、しかもエレキのみの運用で使用頻度も
多くなるとブラシも磨耗してしまうことがあります。
ここからは私どもの見たこと、感じたことでモノを言いますが
特にKTFチューンのエレキはチューンナップ内容が影響するためと
思うのですが、ノーマルモデルよりもブラシが磨耗するスピードが
早くなるように思います。
チューンナップ内容についてはここで掲載するつもりはないですが
モーターへの通電をより効率よく行うためにある部品がノーマル状態と
違っており、結果としてブラシの磨耗速度が早くなってるのでは?と
思うのですが…関係ないですかね?
あとペダル部のステアリングワイヤーの取り回しが少し問題アリ。
赤丸部分の突起がワイヤーに干渉してワイヤーが突起部を削っていて
ワイヤーも変色してるの、わかります?
ワイヤー切断の原因になりかねませんし、ペダルを踏むだびに
ワイヤーと突起が擦れてゴリゴリ感があるはずです。
せっかくのKTFチューンモデル、気持ちよく使いたいですよね。
ルーターで突起部を削ってワイヤーを逃がしてあげました。
ワイヤーを組んで完成。
細かい所まで目を配ることで釣りに集中することができるよう
メンテナンスさせて頂いております。
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