最近多く流通しているミンコタ マクサム70
24V無段変速モデルながら、比較的安価で、これ以上のマクサム80より
多少軽量であることなどから、14ftクラスの大型アルミなどにも搭載される
ことが多い人気の兆しのあるモデルです。
今回は府内のお客様よりお持込にて作業を依頼頂きました。
リザーバーで流木地帯をエレキで突入した結果、モーターコアシャフトが
偏芯してしまい、振動が出るようになってしまったとのこと。
さらにご自身でモーター部を分解なさった際、誤ってモーター部の外装、
ハウジングを落下させてしまい内部に接着されている
マグネットが一部破損してしまっております。
偏芯したモーターコアはきちんとセンターを出すことが難しいので
修正ではなく新しいモーターコアへパーツ交換します。
マグネット破損のあるハウジングについては破損の程度や割れ方によっては
マグネットを再び接着するという方法もありますが、今回は写真のように
剥離状に破損しており残念ながらハウジングについても新品交換にて
対応させて頂く結果となりました。
その他ついでと言っては何ですが、せっかくモーター内部を分解しての
作業ですので写真のブラシの納まるコーン部も全て分解、ブラシホルダを
取り外して内部洗浄、さらにガスケットやOリング、オイルシールなどの
消耗パーツ類も新品交換させて頂きました。
ミンコタ社エレキはMG社エレキに比較してモーターコアシャフトが弱いのか、
偏芯してしまうことが多いように思います。
特にリザーバーなど流木エリアで釣りをされることがある方は無理やり
エレキで突入し、ペラをカンカン当てながら移動など注意が必要です。
簡単にシャフトが偏芯してしまいますよ、偏芯すると高速でモーターを
廻すと振動が出ますので判り易いですよ。
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