ガーミンライブスコープの見方と分析能力

私はすんなりと理解できたライブスコープ画像の見方ですが、わかりづらい、見方がわからないという声もありますのでどういった風に対象物を映し出しているのか、解説いたします。

横スクロールのゲーム?

これまでの2D魚探や、ここ数年で急激に安価になり始めて魚探を手にする方でもその機能を享受できるようになったサイド/ダウン画像。
これらとライブスコープはまったく画面の見方が異なります。

スーパーマリオのような横向きに進むゲーム、というのが私が初めてライブスコープ画面を目にした時の感想。

ライブスコープの映像は、ボート進行方向(正確にはライブスコープ振動子の方向)に対して横向きに切り取った内容を映像化したものです。
振動子も三か所の発信部から、前方、直下、後方と三方向へ音波を発信して跳ね返ってくる情報を映像化してます。

その結果、ボート進行方向に対して約135度という非常に広角な範囲の情報を拾いミックスし、映像化します。

この内、前方方向へのサーチができる点がこれまでの2D魚探やサイド/ダウン機能ではなかった全く新しい能力になり、これまでの魚探では基本的にはボートが通過した過去の情報を画像として表示されているに過ぎなかったのが、ボートより前方の情報を画像ではなくリアルタイムに動画(表現が難しいですが)として表示させることができます。
これにより、この先の水中にどういったものがあるのか、という情報を事前に得ることができるのが大きな特徴です。

距離感と深さも把握できる

ライブスコープモニターの画面には、普通の魚探と同じように深さの表示もありますし、前方側へも同様に距離がわかるようになってます。

画像内の赤丸のある「0」地点、これがボート(振動子)の位置。
ここから画面右方向への数値が前方距離、画面下方向への数値が深さです。

これにより分かることがこちら。

前方約10mまで深さ9~10m、そこからブレイクが立ち上がって、前方約15mで深さ6mまで浅くなる、ということがボートを通過させることなく事前に情報として得ることができます。

ライブスコープの醍醐味!ライブシューティング!

以前にも案内したような浚渫内に残された岩、そして付近で隠れるように群れるバス。

取水塔の柱の間、ボトム付近にサスペンドするバス。

ボートからの距離とバスのいる深さがX軸、Y軸で頭に入るためルアーを送り込んで誘い続けるモチベーションが続きます。

こんな感じで、ウルトレックスに続いて持ってないことが不利に働くアイテムであるのは間違いないのですが、一体いくら位で買えるのか?もよく聞く話です。

ライブスコープユニットと魚探モニターをそれぞれ別で買う必要があります

ライブスコープユニット 300000円税別
ライブスコープ振動子、ブラックボックス、その他ケーブルなど

こちらに実際に映像を映し出すためのモニターを選ぶことになりますが、はっきり言って10インチ以上の大画面がおすすめです。
これまでのサイドの画像などもそうですが、大画面×高解像度のモニターと、そうでないモニターとでは拾った対象物を映像化した際のわかりやすさが全く違います。
サイドで見た物など、同じ対象物でも低解像度のモニターだとまったく映らないのに高解像度のモニターだとはっきり映るということが何度もありました。

おすすめモニター
ライブスコープ専用モニターとして大画面で運用したい!
GPSマップ1222 GPSプロッター 12インチ 高速キーパッドモデル
液晶解像度 1280 x 800 pixels

ライブスコープ専用モニターとして大画面で運用したい!
GPSマップ1022 GPSプロッター 10インチ 高速キーパッドモデル
液晶解像度 1024 x 600 pixels

画面サイズを抑えて9インチ!その分タッチパネル液晶!
ECHOMAP Plus95sv 9インチ タッチパネルモデル
液晶解像度 400 x 800 pixels

その他ライブスコープモニター兼、普通にGPS魚探機能も平行して活用できるGPSMAP74/84シリーズなどもございます。
お値段もさらに驚きではありますが…

年末になって、こんな高い品物の話になって恐縮ですが、上でも書きました通り、ライブスコープを持っている人が有利になって、持ってない人が不利になるのは明らかです。
ウルトレックスが出た時も「だれがこんな高いエレキ買うねん」って思いましたけど、今やどうでしょう?
同じことが来シーズンには起きそうな予感しかしません。

コメント

  1. […] ライブスコープに関する面白いブログ→エレキの修理屋さん ブログを引っ越しされたようです!是非チェックしてみてください! […]