エコーマップウルトラ国内リリースが始まりました

満を持して国内モデルがリリースされたエコーマップウルトラ102/122SVシリーズ。
当店注文分も12インチモデルの122SVが入荷をしましたので、従来モデルであるエコーマッププラス95SVとの違いと、ガーミンと言えばライブスコープ！ということでライブスコープとセットでご利用頂くことが多いGPSMAP1022/1222シリーズとの機能の比較について確認してみました。

10インチモデルの102SVはまだ入荷してないので比較はウルトラ122SVとプラス95SV
画面サイズは12インチと9インチ
液晶解像度は122が1280×800、95が800×400
その他拡張性やポート数など、当然ながらウルトラの方が格上ではあります

ユーザーインターフェースが向上！
ライブスコープモニター機としてもおすすめ！
今週末はいよいよ亀山ダム体感イベントですよ

ユーザーインターフェースが向上！

従来モデルのエコーマッププラスシリーズなどでは、通常の2D含むサイド/クリアビューなどのソナー画面、マップ画面、そしてライブスコープ画面など表示中に、設定などを変更しようとメニューボタンをタップすると、画面すべてがメニュー画面に切り替わってしまいました。
わずかなことですが、ローランスやハミンバードに比較してストレスを感じる場面ですね。

同じ地図表示画面でメニューボタンをタップした際の違いです
結構これがストレスに感じられてる方も多いはずです

エコーマップウルトラシリーズから、メニューボタンをタップしても表示している画面の右端のみにメニューが表示されるようになりました。

細かいところですが、これがボクらが今まで使ってきた魚探のUI！

特にライブスコープ表示時にはこの違いは大きいように思います。なにせライブ、動画で表示されているものが設定メニューをイジろうとしただけでいきなり画面が変わってしまうわけですから…。

95SVだと・・・

これがウルトラの場合はこのように。

ライブスコープモニター機としてもおすすめ！

これまでのモデルですと、とりあえずライブスコープ用のモニター専用機として人気があったのがGPSMAP1022/1222シリーズ。

魚探振動子回路を非内蔵、つまり振動子を接続できずただGPSプロッターとライブスコープ用のモニターとしてしか機能しない分、画面サイズが大きくても比較的安価。
しかし技術の進むスピードは早く、画面サイズは10/12インチでも、10インチモデルだと今回発売のウルトラとは液晶の解像度が違って1024×600。
12インチはウルトラと同じで1280×800ですが、決定的なのはタッチパネルモデルではなく、高速ノブキー＋キーパッドモデルであること。

	GPSMAP1022	GPSMAP1222	エコーマップウルトラ102SV	エコーマップウルトラ122SV
液晶サイズ	10インチ	12インチ	10インチ	12インチ
画面解像度	1024×600ピクセル	1280×800ピクセル	1280×800ピクセル	1280×800ピクセル
操作体系	高速ノブキー＆キーパッド	高速ノブキー＆キーパッド	タッチパネル＆キーパッド	タッチパネル＆キーパッド
ライトライブスコープ	NOT	NOT	対応	対応
振動子回路	NOT	NOT	内蔵	内蔵
価格	199000円	319000円	270000円	390000円

10インチモデル、12インチモデルともにその差71000円となりますね
ビミョーと言えばビミョーな金額差、機能を考えると絶対ウルトラ！ですけどね

価格差はウルトラの方が高いのはもちろんですが、魚探回路も内蔵、ライブスコープ/ライトライブスコープともに対応して、ガーミンフラッグシップモデルであるGPSMAP84シリーズと同じIPS液晶画面、タッチパネル操作ができるというメリットを考えると、これからはエコーマップウルトラがライブスコープ用モニターとして出番が増えてくると思いますし、ゆくゆくライブスコープ以外にもUHDサイド/ダウンビュー振動子であるGT54振動子も対応しておりますので拡張性が高くおすすめです。
複数のボートを所有されている方なども、メインのボートはライブスコープで、サブのボートではライトライブスコープで、と魚探本体は共用で使いまわしもききます。