魚探の新規購入の際におすすめ!振動子サイドマウントポールはいかがでしょうか

年々高機能化する一方、ミドルクラス以下は機能に比べて低価格化も進んでいるように感じるGPS魚探の世界。
一方で振動子の取り付け方法、現場での運用方法もここ数年で従来とは様変わりしているように感じるのがレンタルローボートでの運用方法です。

振動子サイドマウントポールとは?

これまでですとエレキのモーターハウジング下にパーカークランプなどで振動子を取付して使うのが一般的な使い方でした。
ですがここ数年、従来型の2D魚探以外にサイド/ダウンが見れる振動子が発売され、オマケに2D魚探振動子も内蔵してしまったオールインワンタイプが主流となったことで、振動子自体のサイズが大きくなることでエレキのモーター下に物理的に収まらないサイズになったことや、サイド/ダウン用の振動子で使う周波数帯である455/800kHzがエレキのモーターノイズの干渉を受けやすいことなどで、振動子自体をエレキに取り付けしない運用方法が多く用いられているように感じます。

そこで振動子サイドマウントポール

エレキとは別に、ポールスタイルでボートから船外に振動子を下ろして使う目的の商品です。
メリットとして、エレキはエレキのみ、振動子は振動子のみでポールで持ち運びする切り分けができ、配線などがゴチャゴチャとエレキに一緒に束ねて運搬するなどがなくなります。
上記のとおり、モーターノイズ干渉を受けるリスクも軽減されます。(100%とは言いませんけどね)

写真はハミンバードHLEIX7 2D/サイド/ダウン振動子

 

振動子サイドマウントポール × ガーミンGT52HW-TM振動子

最近多い組み合わせがこちら。


収まりもよく、シンプルにお使いになれますね。
振動子サイズもコンパクトなオールインワンタイプなのでポールの固定を担うRAMサイズも1インチボールで十分なように思います。

電話の子機とほぼ同じサイズ、コンパクトですね

取り付けにこだわって作業、組み立てを行ってます

ビスの足の長さも必要最低限で、ナットもポールの反対側へ飛び出させずにポール内壁で処理することで、釣り場で水面直下のゴミや枝など拾わないよう、そして美しく仕上げております。


この辺は半分自己満足ですけどね。

取り付けには、はじめに少々工夫が必要です

ポールとは反対側のRAMベースをどのようにボートへ固定するか?が肝心です。
主にバウデッキの左右いずれかのスミにビス止めするのが一般的な使い方ですが、レンタルボートのタイプなどでRAMのアームで船外まで届かないようなケースもあります。
そういった場合の最終手段として、こちらの動画のようにエレキマウントの左右いずれかから、フロント出しするという方法もあります。

大体エレキのシャフトと同じ程度の位置までポールが出ますので、何とかなるケースが多いですが、一つ問題点があり、左右出しの場合とフロント出しの場合とで、それぞれポールにある四面のいずれにRAMベースを取り付けするか、振動子のステーを取付するか、で右出し、左出し、フロント出しが決まってしまいます。
つまり右出しで製作したものは左出しもフロント出しもできないのです。

この辺りはポールトップのRAMベースの取り付けを行う面を変更することで対応できますし、お使いになる環境などが変わっても様々なシチュエーションに対応する品となっております。

ついでにこんなことも承ってますよ

当店で魚探購入時でしたら、切りっぱなししで短い魚探電源ケーブルの延長加工や終端の端子取り付け、ワニ口クリップ加工など、ご希望の状態で納品いたします。
買ってから、あれやこれややとアタフタしなくて、すぐに現場直行でお使い頂ける方がいいですよね。