Gフォースハンドル 取り付け要領

先日入荷しましたGフォースハンドル
思っていたより案外品質がよく、特にバスボート乗りの方など
大型エレキの上げ下げでロープが傷んで、プッチン!に困られてる方には
定着しそうな商品です

航空機グレードのステンレス編込ワイヤーに樹脂コートされた、
丈夫でしなやかなロープ
手のひらにフィットするハンドルとの組み合わせは文句なしです

取り付けについて問い合わせがありましたが、元々マウントについてる
ナイロンなどのロープは、マウント内部に「結びつけて」ありますが
Gフォースハンドルは違います

ロープ終端にボール状の突起があり、これがマウント内部のロープを
結ぶ穴に「引っかかってるだけ」です

ですので面倒な結びつける作業などは一切ございません

とりあえず既存のロープからの交換要領を写真で説明しますので
ご心配な方は参考になさってください

1.マウントを用意します
写真はMGの21ゲーターマウント
できればエレキ本体はマウントから外した方が作業し易いです
ロープ終端がマウント内部の部品に結ばれてるところを確認します

2.ロープをほどきます
おそらく固く結んでありますので、ラジオペンチやプライヤーなど
用いて徐々にほどいてきます

3.ほどき終わった状態
ここでロープを抜いてしまわないよう、写真の状態でとめます

4.Gフォースハンドルを用意します
ワイヤーの両サイド終端を確認します
片方は何もありませんが、もう片方はボール状の突起があります
突起がある方がマウント内部に引っかかる方になります

5.ワッシャーを通します
付属部品からワッシャーを用意し、ワイヤーに通して
ボール状の突起まで移動させます
ワッシャーとボールがマウント内部のロープを結ぶ部品の穴へ
引っかかっるような仕組みです

6.太めのナイロンラインを用意しワイヤーへ結びます
ワイヤーの何も付いてない終端から約3mmほどの所へ
太めのナイロンラインを結びつけます

7.ナイロンラインの反対側を元のロープへ結びます
3.でほどき終わった元のロープの終端へ、ナイロンラインの
反対側を同じように結び付けます
この状態で、元のロープとGフォースハンドルのワイヤーとが
ナイロンラインを通じて結ばれた状態となります

8.元のロープをハンドル方向へ引き抜きます
いよいよ元のロープとワイヤーとを入れ替えです
ロープを引くとナイロンラインがマウント内へ引き込まれ、
ワイヤーもマウント内へと引き込まれます

9.ラジオペンチ、手を用いて押し込みます
ロープを結ぶ穴付近など、ナイロンラインの引き込みだけでは
どうしても通しにくいです
適宜、ラジオペンチや指で押し引きして通します

10.ワイヤーを完全に引き抜きました
ここまでできればほぼ完成です

11.ハンドルを用意します
ワイヤーの終端をハンドルの中央穴へ通します

12.付属の固定用部品とイモネジ、六角レンチを用意します
ハンドル内を引き抜いたワイヤー終端へ写真のように
部品とイモネジをセットし、六角レンチでイモネジをしっかりと
締め込みし、部品がワイヤーから抜けないように固定します
写真はまだイモネジが締め込みされてません

13.固定部品を格納する
ハンドル部には写真のような固定部品を隠すホールがあります
ここへ部品を隠します

14.晴れて完成!

面倒といえば面倒ですが、簡単といえば簡単な作業
私どもでカメラを撮りながらでも約5分ほどの作業でした