デジタルTR82

こんばんは、調子に乗って2日に一回のペースでのブログ更新を目指す
修理屋さん河野です、いつまでもつかは定かではありませんが…

今日はデジタルモデルのツアー82の修理です。最近行き渡った
感のあるデジタルモデルですがやはり機械モノ、故障はつき物です。
今回の修理や自然に壊れてしまったのではないようでオーナーさんが
かなりお詳しい様子でご自身で分解作業をなさってた際にうっかりと
電源ケーブルを繋いだままで作業してしまい、これまた運悪く逆接
してしまったようで写真のブラシカードが焼損してました。
DSC02210.jpg

不幸中の幸いでしょうか、高額なデジタルモジュール自体は生きている
様子でしたのでまだ被害金額は少なめで済みました。

ついでと言っては何ですが、写真にありますモーターコアシャフトの
付け根部分にありますシール、ここもグリスアップ重点個所ですよ。
DSC02209.jpg

デジタル、アナログ問わず白い樹脂ワッシャーを外すとゴム製の
シールが見えます。
「あんなプラスチックのワッシャーで水入らんのか??」と疑問の
諸兄も多いはず、ちゃんと後ろにシールが控えております。
で、白い樹脂ワッシャーとシールの間にたっぷりとグリスを充填して
白い樹脂ワッシャーでフタをしてあげましょう、そう!白い樹脂ワッシャー
の役目はグリスキャップなんですね。
グリスがしっかりと充填されてるとヘタにモーターコアシャフト付近
からの浸水の可能性も格段に低くできるはずですよ。

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