i-Pilotリモコンの注意点

人気のi-Pilotですが、なかなか思う数が入らないのと、入荷までに
キット単体はもちろん、当店オリジナルRT55SP/i-Pilotが売約となってしまい
入荷するi-Pilotキットは入ってくる前に行き先が決まってしまってるという
情けない状況が続いております

特に、先ごろ価格改定をしましてお手頃価格となりました
RT55SP/i-Pilotについては166000円税別と従来のi-PilotナシのRT55SPの
一般市場価格よりも安いとあって、とても人気となっております

少ないながらも当店で販売してきましたi-Pilotシステムですが
売れる数が増えてきますとそれなりに故障やトラブルも表面化してきました

まずは内蔵ボタン電池の消耗
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リモコンには最初からCR2450規格のボタン電池が内蔵されておりますが
これがお客様の手元に届くころにはかなり消耗してしまっており
数回の使用で電池切れ・・・などという悲しい報告もありました

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で、交換用の電池については町の家電量販店でたやすく入手できますが
この際に注意が必要との報告もありましたので紹介します

現在日本で入手できるCR2450規格のボタン電池としては、SONY製
PANASONIC製とがあります
純正で使われてるのは、なんとかと言う海外のメーカーのCR2450

同じCR2450規格なら何でもいいと言うわけではないようで、若干ですが
相性問題があることがわかりました

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この写真、向かって左から純正のRENATA製、真中がSONY製、向かって右が
PANASONIC製なんですが、形状に若干違いがあるのが判ります
特にPANASONIC製は凹凸部が他の2メーカーと比較してまったく異なります
これが原因だと思うのですが、PANASONIC製はi-Pilotリモコンの
電池ホルダーに収まりが悪く、入ったつもりでも通電せずにリモコンが
起動しないことが多い
ことが判りました

コレに対し、SONY製の方は若干の違いはあるものの、純正のRENATA製に
形状が近く、電池ホルダーへの収まりも問題なく、当店では今のところ
起動しないなどのトラブルは確認しておりません

よって交換用リモコンとしては今のところはSONY製を推奨、という判断で
お客様には案内をしております
リモコンにはバッテリー残量がわかるインジゲータが表示されてますが
ボタン電池なんか安いものですので、予備で常備しておきましょう

続いてはリモコンの浸水による故障
上の電池交換の際に構造は理解できますが、非常に簡単な作りなりもコンです
表面、裏面を6本のビスで固定して、間にゴムのガスケット状の防水が
一応あるだけなんですね
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メーカーでは「リモコンは落水しても浮く」と謳ってます
ですが、当店のお客様でリモコンを落水させた結果、
リモコンが故障した方がおられます

写真でもわかりますとおり、非常に精密な部品で構成されたものです
水対策など十分お考えになって現場へお持ちください

一番簡単なのは、携帯電話の防水カバーなどでしょうかね

当店としても、i-Pilotキットをせっかく購入頂いたお客様がリモコンの
トラブルで使うに使えないなどと言うことに対処するべく、
リモコン単品をご用意しております

今お使いのi-Pilotシステムと簡単な操作で信号チャンネルの同期を
取って頂ければ、以前と同じくすぐにお使いいただけます

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i-Pilotリモコン単体 23000円税別
となっております、お困りの方はご相談くださいませ

購入はこちらからの当店オンラインパーツストアから
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i-pilot
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