今日の作業 08.01.15 KTF109オーバーホール

■モーターガイド KTF109オーバーホール
カスタムモデルとして人気の高いKTFモデル、しかも36Vの109です。
オーナー様からは特に異常はないものの、モーター部を中心にしっかりと
点検、必要部品の交換を、とのことで作業を承りました。

KTFチューンモデルですので、各所にシークレット要素がありますので
今回は写真は控えめで…

ブラシですが今回のエレキは少し磨耗してますね。
左は新品、右が付いてたブラシです。今回交換させて頂きました。
080115KTF10900.jpg

以前のブログには「通常の使用でブラシが極端に磨耗することは少ない」と
掲載をしましたが、やはり36Vモデル、しかもエレキのみの運用で使用頻度も
多くなるとブラシも磨耗してしまうことがあります。

ここからは私どもの見たこと、感じたことでモノを言いますが
特にKTFチューンのエレキはチューンナップ内容が影響するためと
思うのですが、ノーマルモデルよりもブラシが磨耗するスピードが
早くなるように思います。
チューンナップ内容についてはここで掲載するつもりはないですが
モーターへの通電をより効率よく行うためにある部品がノーマル状態と
違っており、結果としてブラシの磨耗速度が早くなってるのでは?と
思うのですが…関係ないですかね?

あとペダル部のステアリングワイヤーの取り回しが少し問題アリ。
080115KTF10901.jpg

赤丸部分の突起がワイヤーに干渉してワイヤーが突起部を削っていて
ワイヤーも変色してるの、わかります?
ワイヤー切断の原因になりかねませんし、ペダルを踏むだびに
ワイヤーと突起が擦れてゴリゴリ感があるはずです。
せっかくのKTFチューンモデル、気持ちよく使いたいですよね。

ルーターで突起部を削ってワイヤーを逃がしてあげました。
080115KTF10902.jpg

ワイヤーを組んで完成。
080115KTF10903.jpg

細かい所まで目を配ることで釣りに集中することができるよう
メンテナンスさせて頂いております。

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