ガーミンライブスコープ用モニター 新旧モデル比較 1022 VS 1223

当店で取り扱う商品の中でも非常に高額な部類に入るライブソナー系の魚探の先駆け、ガーミンライブスコープ。

ガーミン ライブスコープ
ローランス アクティブターゲット

そして本国では先ごろついにリリース開始され、日本でもリリース秒読み?と言われるハミンバード メガライブ

各社一通り出揃った感のある2021初冬ですが、一番人気なのがやはりガーミンライブスコープとなっており、当店でも多くのお客様より利用いただいております。

今さら聞けないライブスコープ【導入、コスト】 2021年スプリング版
ライブスコープの猛威は今年も継続中 ライブスコープは、従来の魚探とまったく異なり、まだ船が通過していない前方の一定距離までを静止画ではなく動画で魚探モニターへ表示します。 それまでの魚探では、船が通過していない前方を表示するという機能は...

さて一番古くから市場投入され、ユーザーも圧倒的に多いライブスコープ、そうなると表示するモニターも多種多様な物がこれまで発売されておりますが、その中でもテッパンとされるモニターがいくつかあります。
基本的にはライブスコープ用モニターは通常の魚探よりも大型のモニターが好まれる傾向にあって、10インチ、12インチなどが一般的です。

これより小さい画面、具体的には9インチや7インチになると画面サイズ自体が小さいことで対象となる魚、それに向けてキャストした自分のルアーなどが画面内で非常に小さくなるため人間の目で追いながら釣りをすることが困難になるためです。
また、画面サイズが小さい魚探は画面で使用されている液晶パネルの解像度も低いことも影響してます。

10インチ以上のモニターになると、今販売されているモデルですと最低でも1024×600、10/12インチのハイエンドモデルですとすでにフルハイビジョン画質の1920×1080となっており、より小さな対象物も画面内で表示ができ見落としも少なくなるという高スペックになります。

今回は新旧のライブスコープ用モニターの比較として、人気のGPSMAP1022と、当店の勝手な見解でこれから来るんじゃね?と思ってますGPSMAP1223を紹介いたします。

GPSMAP1022とは

10インチ 非タッチパネル液晶 液晶解像度1024×600ピクセル
発売からたぶん4年以上前、これまでライブスコープ用のモニターとしてはコレ!というくらい多くのユーザーに支持されてきました。
2020年6月に発売された、エコーマップウルトラ10インチにその座を奪われそうになりましたが、少し前に始まったメーカーキャンペーン60000円OFFの影響で再び火がついて現在では新規でライブスコープを購入される方に非常に人気があるモデル。
非タッチパネルモデルながら、事実上あまり操作することが少なく、他の表示との切替もしないライブスコープではこのモデルでも十分では?という意識があると思われます。

GPSMAP1223とは

12インチ タッチパネル液晶 液晶解像度1280×800ピクセル
2021年夏頃発売の現段階では最新シリーズの12インチモデル。
ハイエンドクラスのGPSMAPの12インチタッチモデルですが、機能や外部接続ポートを簡略化、84シリーズの12インチモデルと比較して低価格化に成功しました。

前述の1022はこれから新たにライブスコープを導入を検討される方に支持が高いように思います。ライブスコープ自体が254000円税別、これに表示するためのモニターとして、ですので総額にかかるコストを考えると・・・ということだと思います。
逆に1223の方はモニターだけで447000円税別、ライブスコープとセットで購入となると、合計で701000円税別。
ですので1223の方はすでにライブスコープをご利用になっていて、9インチや10インチのモニターを使っている方の買い替え需要の方が多い印象です。
どっぷりとライブスコープ沼にはまってしまい、より大きく高精細な画面でじっくりと水中の様子を観察したい、というニーズですね。

またシリーズでは9インチ/7インチモデルもあります。

ガーミン2021年ニューモデル GPSMAP x23シリーズ、GT56UHD、GPS24xdみちびき対応外部アンテナ
人気のガーミン製GPS魚探、早くも2021年モデルのアナウンスがありました。 2021年はGPSMAPシリーズにニューモデル登場 GPSMAP、エコーマップ、ストライカーと、全部で3ラインで構成されるガーミン製GPS魚探。 GPSMA...

人気のこの両モデルを比較いたしました

まずはボディ全体から

上段が1223 12インチ 下段が1022 10インチ

向かって左が1223 12インチ 向かって右が1022 10インチ 同じサイズ感ですね笑

ワイド寸法はなんとほぼ同じ、12インチと10インチなのですが、1223の方はタッチパネルで電源ボタン以外のボタンというものは存在せず、ボディの端まで液晶画面。
これに対して1022は10インチ液晶ですが非タッチモデルなので操作ボタン、電源ボタンがボディの右側に配置されているため実質的なボディのワイド寸法はほぼ同じになってます。

1223はとにかくカッコイイ

電源ボタンさえも最近の家電のようなアイコンのある非機械式のタッチボタン。
その上SDカードスロットさえも84シリーズと同じようにボディの背面に移動されており、表側は液晶画面がボディを目いっぱい使えるような設計です。

わかりづらいですが、写真の左端角っこに電源ボタンマーク、これがタッチ電源になってます

背面に移動したSDカードスロット

普段SDカードの出し入れの頻度って、本当に少ないと思うのであえてフロントにある必要性ってないのでは?ということでバックへ移動、フロント側をスッキリさせることに成功です。
この辺りはそもそも比較対象の1022が旧モデルで、タッチモデルではないということで、価格差を考えると当然とも言えますね。

画面の表示領域と液晶の違い

実際の画面を表示させてみました。10インチと12インチで、ここまで表示領域が変わるのと、液晶の解像度、使用している液晶の違いもあってかなり美しさ、見やすさの違いがわかります。

 

GPSMAP1022 10インチ

GPSMAP1223 12インチ

液晶解像度の違いでしょうか、表示している範囲が異なることで1223の方がたくさんのアイコンが表示されており、1022で表示しきれていない次ページでスクロールした先に表示された物まで一画面で表示されてます。
次にチャート画面で地図を表示させてみました。
ここで圧倒的に液晶の違いがわかりました。

GPSMAP1022 10インチ

GPSMAP1223 12インチ
液晶パネルそのものと、解像度の違いでここまで表示に違いが。
ライブスコープは画面に表示されるさまざまな情報を人間の目で見て理解、取り込むことで、魚へのアプローチを考える動作に繋げるためのデバイスですので、ここはやはり最新機種が欲しいところ。
モニターとしての表示能力の違いはやはり旧機種と最新機種では大きく違いがありますね。

ライブスコープの映像の違い

デモ画面ですが、同じ内容のデモ画面でしたので比較しやすいだろうと思って撮影してみました。

ここも当然ではありますが、1223の方が見やすいように思います。縦方向の表示領域も1223の方が多いですので特にリザーバーなど深さのあるところでライブスコープを使う際には見やすいさ、見落としにくいという点では圧倒的に有利に働きそうです。

そしてタッチモデルの1223ではこういったこともできます。

より詳しく見たい場所をタッチ→ピンチで拡大なんて芸当ができるのはやはりタッチパネルモデル

ということで、当店の現在でのライブスコープ用モニターとしておすすめなのは、

初期投資を抑えることを最重要であればGPSMAP1022 10インチ
1022などの旧機種から見やすさを求めて買い替えなら1223 12インチ
その中間のエコーマップウルトラ102や122もあるよ

このような感じです。
GPSMAP1223は一見高い機種のように見えますが、最新モデルであることやボディデザインが優れいてることでGPSMAP1022などの10インチモデルとボディサイズが同寸であることなど、そもそもスペースに制限のあるレンタルボートユースでも意外と使い勝手もよさそうです。
レンタルボートユースで一機だけ、という場合でも実質10インチモデルを乗せるスペースで12インチのほぼハイエンド機を使える感じかな。

ということで私自身の2022年ライブスコープ用モニターも1223が最有力候補、がんばってお仕事に励みますよ。

 



キャッシュレス決済 ペイペイご利用いただけます。


当店店頭でのお支払いにクレジットカード決済がご利用頂けるようになりました。

LINE@ スタートしました!お問い合わせ、ご質問などにご利用ください。
友だち追加

ミンコタ モーターガイド純正パーツやその他マリン用品、アクセサリーのオンラインストア
掲載のないパーツ類もたくさん在庫ありますので、ぜひお問い合わせください