今日の作業 2006.12.05

最近またもサボり気味のこちらのブログ、おかげさまでたくさんのお客様より
作業のご依頼を頂いており、ブログネタには困らないほど毎日毎日修理や
改造などの作業をしておるのですが、写真を撮ってブログ用にアップする、
という所まで手が回らないのが現実です・・・

あと嫌な話をひとつ。
旧アナログ無段の基板破損などの場合に、現行のデジタル無段へシステム
変更を行います、モーターガイド純正デジタルコンバージョンキットですが
価格改定がありましたので次回入荷分より値上げさせて頂きます。

旧価格 → 45000円
新価格 → 51000円

とさせて頂きます、誠に申し訳ございませんがご了承の程お願いします。

最近の作業
■モーターガイドTR54デジタル
使用する内に気が付くと止まってしまうとのこと。
私どもでお預かりしてまずは動作確認をしますが若干パワーが弱いものの
動作は致します。なぜ?原因はこれでした。
1201brushyogore.jpg

浸水期間が長期間に渡ると、水分中の砂などの微粒子がブラシ表面と
ブラシの接地面であるコミュテータを偏磨耗させていきます。
ちょうどサンドペーパーのように削っていくわけです。
写真のように新品時の5%ほどにまで、ブラシが磨耗してしまって
モーターまで電気がいかなくなってしまってました。
ちなみに新品時の状態はコレ↓
1201burush.jpg

最近のエレキはモーター内部へ浸水があっても、すぐ不動になる、
ということが少なくなってます。
ですので浸水しても動くから、とそのまま使用を続けますと今回のような
残念なことになってしまう可能性が大変高いです。
動いても、浸水があった場合はすぐにOHが必要です。

■ミンコタ50AT
シャフトカット42インチ→30インチで作業を承りました。
しかし動作確認でペダルを踏み込むと、やけにワイヤーがユルユル・・・
怪しい、ということでヘッドカバーを外して確認するとやっぱり!
ペダルからヘッドへ伸びる2本のステアリングワイヤーをヘッドカバー内へ
固定する2本のビス穴が破損しており、固定されて無い状態でした。
1205suter.jpg

ミンコタのフットコンは04年以降辺りより、このステアリングワイヤーの
固定方式が変更されてます、旧来の2本ビスから4本ビスの強化ステーと
なっており、これ以前の2本ステーのモデルはこの破損が大変多いです。
破損するビス穴はヘッドカバーベース側の樹脂成型部分ですので
ベースごとアッセンブリで交換となり、さらに4本穴ステーへの変更も
同時にお奨めいたしております。

■おなじみのリトルゲーターマウント ショートカット加工
おかげさまで根強い人気があります。
リトルゲーターマウント本体は入手困難な状況ですが、それでも新品を
どこからか入手なさって私どもへカット加工をされるお客様も多いです。
できれば新品状態の長さでご使用になった上で、カット加工をご依頼を
頂ければ、いかに短くすることが有効なのか、よくご理解頂けるのですが・・・笑
向かって右 30インチカット仕様
向かって左 標準の42インチ仕様
ritogehikaku.jpg

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