ジャンプコードが要らなくなる!24V/36V3.5m延長電源ケーブル&コネクターキット発売開始

ネタがたまってきて、早くブログなどで案内をしたいのですが、おかげ様でオーバーホール作業のご依頼を数多く頂いており、平均一日3台のペースで作業を進めないと追いつけない状況です。

今日は24Vや36Vのエレキをお使いの方で、12Vバッテリーを直列に接続するのがめんどう、あるいは直列って?方向けの新しい提案です。

直列?並列?そんなのわからん…

24Vや36Vの電源を使う、ハイパワーモデルと言われるタイプのエレキ、エレキレイクでの動力として一般化してます。
初めてフットコンを買うぞ!という方でも当店では24Vをおすすめしております。
理由はかんたんで、12Vと24V以上とでは、圧倒的に機動力が違うから。

12Vでは移動の際の速度が出ず、最高速にしても24V機などの2/3程度の速度ですので、ストレスがたまりますし、それでも時間をかけて移動したところでバッテリーの電力をたくさん消費してしまい、12Vのエレキなのにバッテリー切れの心配があってもう一台バッテリーを積んでます、なんて方も。
それなら最初から24V機にすればどうでしょう?ということです。

しかしながら、24V機以上になると一台12Vのバッテリーを二台、直列に接続し24Vにしてエレキの電源に使う必要があるのです。
理科の授業で習うこの理屈、意外と多くの方のハードルになっているそうで、何度やっても釣り場で戸惑う方も多いそうです。

そんな方にも手軽に、そして間違うことがなく24Vや36Vの直列化ができる配線コネクターキットをご用意しました。

全体像はこちら


例として24Vモデル用です。エレキのペダルから一回コネクター、その先のコネクターから反対の2個あるコネクターまでが延長部分、お好きな長さにて製作いたします。
さらにその先、コネクターを短いケーブル、ケーブル先が丸端子になっている分が2台のバッテリーそれぞれに接続する部分になります。

バッテリーのターミナルへ丸端子をプラスマイナス間違えないよう、普通に接続しコネクターへ延長コード側のコネクターをそれぞれ接続します。
延長コード側の2個のコネクター間で二台ある12Vバッテリーを直列にジャンプさせるよう、最初から製作しているのがミソで、これまでバッテリー間で直接直列にジャンプコードを接続していたのが苦手な方にとっては非常に便利なシステムです。

こんなメリットも


バッテリー自体に接続するコネクターですが、基本的に付け外しは不要。ご自宅や釣り場までに移動時はこのような写真の状態のまま。
釣り場で延長コード側のコネクターへ接続するだけで機能します。
でも、蝶ナットが緩んでしまうこともあるので、たまに増し締めはしてあげてくださいね。

こちらもおすすめの小技


バッテリーのターミナルですが、バッテリーを買うと必ずキャップがついてます。
皆さん使用しない方が多いようですが、ニッパーで下の方をチョキチョキしてあげればこのように配線を接続した状態でカバーすることができますので、不意にロッドがターミナル間に乗ったりしてショートしてしまった!なんてことも防止できますよ。
両方カバーするのがベストですけど、片方だけでもショートは防止できますのでおすすめです。

基本的には新品エレキ購入時や、修理、OH作業時のオプション扱いの品となりますが、アンダーソンコネクターやコンタクトの理屈などご理解の方で専門性の高い圧着工具を所持されている方には販売もいたします。
当店へ何か作業をご用命の際、こういったシステムへの変更はいかがでしょうか。