ミンコタ ウルトレックス OH その3

先日より二回ほど案内してますウルトレックスのOH作業。
今回はウルトレックス特有の部位についてのお話です。

ウルトレックスの左右のステアリング動作はペダルからのワイヤーの押し引きと連動して電気を出力し、最終的にはモーターで左右に回す仕組みになってます。
これが、電動アシスト自転車のよう、と形容される使い心地とその軽さの理由です。

で、モーターからギア駆動でシャフトを回しているのがこちらのハウジング。

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従来のモデルだと、ただのマウントの先っぽだった部分が非常に重要な役割を果たすようになっており、OH作業を行うとすればこの部分は必ずチェックが必要です。

なぜなら、実は同じような仕組みを持つ、ソルト用のミンコタではこのハウジングに浸水するなどしてモーターが錆びたり、焼損したりするトラブルは珍しくないのです。
ソルト用の物と違ってハウジングの一番深い部分に水抜きと思われる小さな穴があるので、万一浸水したとしても水は抜けるように作られてますが、水でギア回りのグリスが乳化し、ギアの動きに負荷がかかってモーターが焼損→固着、ということも十分ありえますのでウルトレックスのオーバーホール作業ではここは外してはならない部分です。

幸いなことに今回は浸水もなく、過去に浸水していた形跡もなく状態は良好でした。
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サーボモーター周りの取り付け、リードを踏んで組付けされてないかなど一通りチェックのみでOKでした。
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過去にトラブルのあったところは特に、チェックだけでもやっておかないと気が済まないのです。

エレキのOH作業 当店の作業内容 その1 http://blog.ereki.net/?p=1110
エレキのOH作業 当店の作業内容 その2 http://blog.ereki.net/?p=1112
エレキのOH作業 当店の作業内容 その3 http://blog.ereki.net/?p=1125

■現状、特に問題なく動いていてもOH作業は必要?

OH作業時でしかわからない異常もあります。気づいた点は都度ご案内の上、お客様のご予算に合った作業を提案いたします。
長年使ってきたことで傷んでいる部分もOH作業時に一緒に作業、部品交換を行うことで新品の時のようなフィーリングに戻ることもあります。

当店のOH作業でわかること ツアーワイヤー固着 http://blog.ereki.net/?p=1413
当店のOH作業でわかること ブラシ焼損 http://blog.ereki.net/?p=1128
ミンコタエッジマクサム55OH作業 http://blog.ereki.net/?p=1296

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