ウルトレックスのステアリングワイヤー調整

魅力的な高機能が満載なウルトレックス。
しかしながら価格もこれまでのフットエレキの二倍近くな上に、壊れる、ワイヤーがすぐ切れるなどネガティブな情報もあるのもまた事実です。

壊れる壊れないについては従来のエレキでも同じことですが、少なくともワイヤー切れについては当店も一年半ほど販売してきたことでいろいろ事実がつかめてきた様に感じます。

まずワイヤーが切れてしまう主な原因として、メーカー出荷状態のままだとワイヤーのテンションが異常なほどまでに張りすぎているということがあります。

ウルトレックスのワイヤーは従来のマクサムやフォートレックスと全く同じパーツで、従来型だとここまでワイヤーのテンションが張った状態で組まれているようなことはありませんでした。
構造の問題で、従来型だとここまで張ってしまうとワイヤーの終端を固定してます樹脂製のヘッド部、コントロールボックスが引っ張られて破損してしまうからです。

この点に昨年の6月ごろに気づき、当店ではこちらの動画程度までワイヤーテンションを調整した状態で商品の出荷を行っております。
それまで当店出荷の商品で二回、ワイヤー切れのトラブルに遭遇しましたが、この調整を行って出荷して以降は一度もワイヤー切れの報告はございません。

ワイヤーの調整については従来のマクサムやフォートレックスと同じ、ペダル部つま先側下にあります黒い大きなプラスのスクリューで行います。
こちらを締めこみますとワイヤーが引かれてテンションが張り、緩めると逆になります。

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動画のブラケット部ワイヤーカバーを外しませんとワイヤーのテンションを確認できませんが、大体スクリュー四回転~五回転ほどでちょうど良くなります。

ウルトレックスは人間がペダルを踏まなくても自動でステイする動作を行うスポットロック時にワイヤーが切れてしまうことが多いようです。
スポットロック時、非常に細かく左右にモーターを動かすような動作をします、ということはワイヤーが押し引きされる時間、回数も人間が普通に足でペダルを踏んで使うよりもはるかに多くなるはずで、そうなるとワイヤーにかかる負担も大きくなりますので今回のように適切なテンションに調整してあげることで少しでもワイヤーにかかる負担を少なくして使うことがトラブルを未然に防止することになるはずです。