バス用で人気のウルトレックスですが、それより少し前に出た、ウルテラはソルトで人気です。
リモコンからエレキの上下架の動作を指示して自動で上げ下げできるのは、重たいモーターの上げ下げに苦労することがなく魅力の一つです。
そんなウルテラも、自動上げ下げの機構がやっぱり壊れることがあります。
ベルト駆動で上下にシャフトを動かすトリムモーターハウジング内に僅かですが浸水してます。
程度次第ですが、今回は早めに異変に気付き、乳化したグリスを洗い新しいグリスを入れ、汚れを落とす内容でOH作業です。
ギア類もここまで分解して作業します。
一般の方には分からない話だと思いますが、ウルテラはこのハウジング内の部品は、部品単体ではほぼ出てません。
作業についてもハウジング内に異常があればハウジングASSY交換となるのがメーカー指定の作業です。
なので、そうなってしまう前に早めに作業し、被害を少なくする必要があります。
こちらも、別のウルテラ。
同じハウジングが浸水して完全にアウト。。OHも不可能ではありませんが、お客様のご希望でハウジングASSYの新品交換です。
このハウジング、部品を在庫してますので最短修理も可能です。
今回のエレキも二日で修理しました。
そして他にも様子がおかしいところが。。
トリムモーターハウジングに電気を送るブラシ、ひとつのブラシスプリングが折れてブラシが出なくなって通電不良に。
新しいエレキ、新しい発見がたくさんありますね。