今日の作業 ミンコタアーマーチュアコア交換その他

お買い上げ頂いたミンコタRT55SP/i-Pilotです。

OPの60インチシャフト延長加工までご用命頂きました。
55ポンドの60インチシャフト、そもそもメーカーラインナップには存在しませんので
こういったショップオリジナルとしてOPパッケージとしてご用意をしております。
もちろん使用パーツはメーカー純正の物を、メーカーの組み立て加工よりも高精度に
作業をしてますので、今まで一度もトラブルになったことはございませんのでご安心ください。

続いてはミンコタマクサム70、アーマーチュアコア交換です。

以前にどちらかで行った作業がよくなかったのか、ブラシの相手先である
コミュテータが偏磨耗してます、おそらくブラシの面ではなく、角が当たり続けて
こうなったのでしょうか。

ブラシはブラシホルダーに収まった状態でコミュテータへ当たり、電気をアーマーチュアコアへ
送る仕組みです。
組み立て、組み付けのスキルがない者が作業することは、こういったトラブルの原因となります。

続いては同じミンコタでも55ポンドのアーマーチュアコア。
こちらは水没させたエレキをそのままお使いだったいうパターン。

正常に動作するけどシーズンイン前に、OHを、とのことですが良く聞くとかなり前に
水没させている、と。

エレキを水没させると、密閉されたモーター内へ、ヘッド部から大量に水が入ります。
モーター部は密閉されておりますが、シャフト部のみヘッド部と繋がっておりますので
エレキを逆さにしても完全に水は抜けません。
また浸水した状態であっても、エレキは動作してしまいます。
最終的には、写真のようなアーマーチュアコアの状態になり、ブラシもぬれることで
磨耗スピードも早くなり、短くなることでアーマーチュアコアへ当たらなくなって
動作をしなくなります。

水没させた場合は、絶対に使用せず、当店のような専門店で完全分解によるOH作業を
即時しなければいけません。

写真のアーマーチュアコアはコミュテータ間のみぞも汚れで目詰まりし、これも
モーターの動作原理で言いますと動作しなくなる原因となります。

最後に最近人気の商品、魚探用小型バッテリーと充電アダプターのセット。
ノイズ対策への第一歩として、人気商品です。

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